髙橋 由至 先生(東京都:東小金井さくらクリニック)

東小金井さくらクリニックの内視鏡AI

― 「克己殉公」の精神で、地域に根差したハイレベルな医療を ―

1. 当院のコンセプト
2013年の開院以来、地域住民の皆さまに寄り添った医療を提供してきた当院は、総合内科から専門外来、在宅医療までをカバーする「間口の広い入り口」として、幅広い医療ニーズにワンストップで応えています。
こうした診療の根底にあるのが、「克己殉公(こっきじゅんこう)」、すなわち「我が身を捨てて、広く人々のために尽くす」という考え方です。科学的根拠(サイエンス)、精緻な手技(アート)、患者様と向き合う心(ヒューマニティ)を三本柱として、その実践を日々の診療の中で患者様へ活かしています。

2. 内視鏡AIを導入した背景
「受診者様のために、正しいことを正確に」を掲げる当院において、最善の選択肢を追求するために、客観的な診断精度を担保するテクノロジーの導入は必然でした。
特に大腸内視鏡検査においては、腺腫発見率(ADR:Adenoma Detection Rate)の向上が、大腸がんの予防に直結する重要な指標とされています。わずかな見落としが将来の疾患リスクに影響する可能性があるからこそ、医師の経験や技術に加え、AIによる客観的な補助を組み合わせることで、検査精度の維持・向上を図っています。
また当院では、外来診療からその後のフォローまで患者様を継続的に診ていく中で、見落としのない検査精度の維持が重要であると考えています。そのため、医師の経験や技術に加え、AIによる客観的な補助を組み合わせることで、より確実な診断体制の構築を目指し導入に至りました。

3. 導入しているAIの機能
当院で運用しているのは、大腸内視鏡検査時にポリープなどの病変候補をリアルタイムで検出し、診断を支援するシステムです。
専門医による観察にAIを組み合わせることで、微小な病変や死角になりやすい部位への認識を高め、検査精度の向上を図っています。
患者様にとっては、従来と同じ検査負担のまま、より精緻で納得感のある検査結果と説明を受けていただけることが大きなメリットです。

4. 院長メッセージ
「できない理由」よりも「可能性のある医療」を。
最先端のテクノロジーを活用しながらも、最終的に大切なのは患者様やご家族と真摯に向き合うことだと考えています。検査だけで終わるのではなく、その後の経過や生活背景も含めて継続的に関わっていくことを大切にしています。
お腹の不調や健康診断の異常など、どんな些細なことでも構いません。安心してご相談いただける環境を整え、スタッフ一同、地域の皆さまに寄り添った医療を提供してまいります。

【施設情報】
東小金井さくらクリニック
〒184-0011
東京都小金井市東町4-37-26
TEL 042-382-3888
https://www.higashikoganei-sakura.com/